照明機材の展示が寂しかった、第4回ライブ・エンターテイメントEXPO

コンサート、フェス、ミュージカル、演劇、スポーツ興行、各種ショーなどの開催に必要な全てが一堂に出展している展示会、ライブ・エンターテイメントEXPOが、幕張メッセで5月31日から6月2日まで開催されています。

前回はライブ&イベント産業展と称していましたが、今年はライブ・エンターテイメントEXPOと名前が改められました。

開催概要

  • 会期
  • 2017年5月31日(水)〜6月2日(金) 10:00〜18:00(最終日のみ17:00終了)

  • 会場
  • 幕張メッセ

  • 主催
  • リード エグジビション ジャパン株式会社

  • 後援
  • 日本映像機器レンタル協会(JVRA)

  • 入場登録料
  • 無料

入場は無料ですが、事前登録が必要です。
サイトで招待券を請求するか、各施設に送付されてきた招待券に必要事項を記入し、受付で名刺を2枚渡して入場します。
くらげは今回名刺を忘れてきましたが、個人情報を記入する紙をもらって記入したら入場できました。

気になった出展

DGX-Japan

中国のDGX社のLEDスクリーンを取り扱っている、沖縄のエヌエフディ株式会社という企業のブースです。
きれいさ、美しさをアピールしているLED映像機器を紹介している企業が多い中、派手さや迫力で圧倒されました。

写真じゃ伝わらないので、映像でどうぞ。

DGX led @ Prolight + Sound Guangzhou 2016 from Nightclub Designer | DGX on Vimeo.

どちらかと言うと、クラブイベント向けな感じです。

ライトリンク

こちらは、人類最速で発展したと言われる電脳都市、深セン市に本社のあるライトリンクの日本総代理店です。

こうした大型のLEDスクリーンを見るたびに、肉眼ではつぶつぶ感がなくなっているように感じます。

フロアパネルも、ツヤツヤ感出ています。ただ、映り込みが気になります。

株式会社伊藤洋行

テレビ・舞台などの照明機材を輸入販売している伊藤洋行。10年くらい前まで開催されていた舞台照明の見本市、ワールドライティング・フェアでは必ずといっていいほど毎回出展していた記憶がありますが、最近の機材関連のイベントでは久々に見かけたように思います。

この中で一番気になったのは、こちらの革手袋。
イギリスのプロ仕様のグローブメーカー、Dirty Riggerです。

プロ用皮手の中では一番有名なsetwearを現在使っていますが、いろいろ使って比べてみたいと思っています。
資料があればいただこうと思ったら、ないとのことでしたので後日郵送してもらうことにしました。

株式会社フカミ

こちらは、愛知県豊橋市にあるLEDネオンサインなどを扱う企業です。
LEDでできた光るウサギさんがでんと鎮座しています。

こちら、「クラップシステム」という、人が拍手をするとことでさまざまな色変化を楽しむことのできる体験型イルミネーションです。
詳しくは紹介映像をどうぞ。ウサギではなくクマですが。

サンフォニックス

国内最大級の楽器レンタル、国内外の音響業務、主要放送局や音楽スタジオでの委託業務など総合音楽事業を行っているサンフォニックスのブースです。
こちらで一番目を引いたのは、こちらのピアノ。古いスタインウェイです。



少し触らせてもらいましたが、音の違いなどはわかりませんでした。

エムテック・スタイル

こちらは、照明、音響機器、映像機器のレンタルや企画などを行っている企業です。
こちらもまた、派手な照明演出が気になりつい足を止めました。輪っかが気になります。


締めくくり

今回は、照明機材がぐんと減った印象です。
映像機器については相変わらずLEDパネルなどが多く展示されていましたが、こう毎回4kや8kの映像を見てしまうと、正直もう目新しく映らなくなってきてしまいます。
そういった意味でも、クラップシステムなどの体感型が徐々に増えてきているなと言う印象を受けました。

また、照明機材に関しては展示会の趣旨がライブとエンターテイメントというせいもありますが、明るさや派手ばかりが強調されているのが印象的でした。そういうのもあって、今の段階ではすでに過渡期に入ってきているのかなと感じた、今回の展示会でした。

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