機材の進化を体感した展示会【ライブ&イベント産業展2016】

今年もまた、幕張メッセで7/6~7/8まで開催されているライブ&イベント産業展に参加してきました。

ライブ&イベント産業展は、ライブ・コンサート・舞台や各種イベントのためのサービスや製品が集まる総合見本市です。
出展内容は、映像、照明、音響、特殊効果などの機材、撮影・中継・ライブ配信のための機材、イベント用品、遊具、空間デザイン・装飾、舞台美術、アーティスト・タレント、フード、ケータリング、グッズ、セキュリティ・安全対策などライブやイベントに関わる様々な業界から出展されます。

それではさっそく、現場よりレポートをそらいろくらげがお送りいたします。

エムテック・スタイル

さっそく目に止まったのが、かわいいカラーリングが目を引くROBINのムービングライトたち。近くにいた女の子たちも「かわいい」と言って写真を撮っています。ガールズイベントなんかで使ったらいいかもしれません。
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そういえば去年も見た気がする。

コーエィ

こちらは、ウォーターサイン。
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こちらはバトルキングという対戦型ロボット。実際に乗って動かせます。
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テクニコ

テクニコさんは去年、演出用の小さなスポットライトが印象に残っています。今回は、アトラクションがちょうど上演されるところだったので、観てみることにしました。

小さなスクリーンの中に、役者さんがいて映像に合わせて殺陣を演じています。こういった、映像や照明に合わせたアトラクションというのも、LEDや映像技術の進歩によりずいぶん幅が広がったなと実感します。
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ブリッジリンク

この球体の前で手を動かすと、その動きに合わせて映像が変化します。そして。しゃべります。
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映像パターンも何種類かあります。
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シネ・フォーカス

シネ・フォーカスさんにはこんなでかいプロジェクターが置いてありました。
こちらは、BARCOのHDQ-2K20という機種で、明るさは40,000ルーメンという圧倒的な明るさです。こんなの使うのはアリーナクラスのような気がします。
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下はLEDパネルで、上のロゴ部分の模様がプロジェクター投影。カメラで撮影すると違いはわかりますが、人の目だともう違いがわかりません。
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エルテック

ひときわ目を引くLEDディスプレイが印象的でした。壁から床から天井からすべてLEDディスプレイで埋め尽くされていて、圧巻です。
こちらは音楽に載せたでデモンストレーションを動画で撮影していました。くらげ初の試みです。

映像センター

映像センターは、多目的ホール時代に何度かお世話になったのですが、ただの機材とオペレーターの会社だと思っていたら、今回とびきり目立っていました。音楽に合わせてLED映像システムが光の洪水のように変化するデモンストレーションです。音楽はDJがプレイしているっぽい感じでした。
こちらも、映像を撮っています。

A&A

この会社にはよくお世話になっていました。ご存知、Vectorworksの会社です。今回、デモンストレーションが行われていたので2回ほど聴いてみました。
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くらげが使っていたのはver12までなので、最近の機能の進化には驚くばかりです。簡単に2Dのシンボルから3Dが作れちゃいます。もっと面倒な操作が必要だと思っていたのに、ちょちょいっと変化できてしまうのです。
セットだけでなく、幕類やスポットライトの3D化についてのデモだったので、袖幕やスポットライトが3Dになるだけでより奥行きや間口の感覚がつかみやすく感じます。劇場図面を3D化して外部業者さんに渡したら喜ばれるんじゃないかと感じました。

VISUAL BEATS

こちらは、プロのダンサーさんと映像による、インタラクティブとプロジェクションマッピングとホログラムとダンスパフォーマンスを融合させたライブパフォーマンスです。狭い空間の中に映像が映し出され、舞台と観客の間にはビニールの幕が張られています。後ろは白いスクリーンが張られており、映像とダンスパフォーマンスを巧みに合わせた演出になっています。
前に人がいて観にくかったので、それだけが残念です。
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アソビシステムと出展者による「スペシャル融合ステージ」

ライブ&イベント 産業展の出展社から最新の機材を結集!
アソビシステムのコンテンツ・演出と融合した、展示会期中 3日間限りのスペシャルステージ。
最新のステージを体感できます。

というコンセプトの元、3日間で4ステージ行われるライブパフォーマンスです。アソビシステムはきゃりーぱみゅぱみゅや三戸なつめ、中田ヤスタカなどが在籍しており、原宿カルチャーを牽引しているプロモーション会社です。ここだけの話、直前までASOBISYSTEMではなく、Adobe Sysytemの製品と最新機材を融合させたイベントだと思っていました。

会場は展示会が開催されている場所とは離れた場所にあり、室内だけどトラスでテントが張られています。舞台を囲むように設置されている客席は、開演10分前にはすでに満席状態で、立ち見もすでに5重くらいに重なっています。それでもあとからあとから人がやってきて、会場内は超満員です。くらげのまえには大きな人がいて、舞台がほとんど見えない状態です。

アソビシステムの紹介VTRが流れたあと、次々にかわいい子たちが登場して、歌やダンス、DJプレイを披露。トラスに吊られたムービングライトも絶好調で動いています。そんなムービングライトの動きを見ながら、これだけのパターンを考えるのって大変だろうなとしみじみ考えていました。
時折、照明の動きに合わせてちらほら上を見て確認している人がいるあたりが、業界人向けのイベントだということを思い出させてくれます。

おかげで、あっという間の30分間でした。

締めくくり

LED機材の進化については、去年のうちにずいぶんと驚かされたので、今年は純粋にデモンストレーションなどを楽しむことができました。
正直なところ、機材やテクノロジーの進化についていけないと思うところもありますが、少しづつ馴染んでいきたいです。

あ、それとケータリング・フードゾーンにある正直屋という企業のブースに行くと、名刺と交換でローストビーフが食べられます。おいしかったー。

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