F153のワイヤレスリモコンは、負荷点灯のみ可能です。パッチ、CUE、SUBの呼び出し、修正などはできません。モニターできる画面がないため、選択している負荷の確認はできません。
ワイヤレスリモコンの設定
リモコンを使用するには、システムセットアップ画面で下記のように設定します。
操作方法
点灯・消灯
上部のスイッチをスライドさせて電源ON、各負荷ボタンを押して選択します。テンキーで負荷番号を選択、ENTで点灯、もう一度ENTを押して消灯します。
下の項目の負荷を点灯させるには、SHIFTを押しながら選択します。
点灯しているすべての負荷を消灯するには、SHIFTを押しながらALL CLEARを押します。
順送り・逆送り
- 負荷ブロックを選択
- 負荷番号を選択
- ENTERで選択した負荷が点灯
- F-ONで次の負荷番号が点灯
F-ONをもう一度押すと2番めが消灯し、3番めが点灯。F-ONを押すごとに、同じ負荷ブロック内をエンドレスで順に点灯消灯を繰り返します。
- 負荷ブロックを選択
- 負荷番号を選択
- ENTERで選択した負荷が点灯
- R-ONで次の負荷番号が点灯
R-ONをもう一度押すと2番めが消灯し、3番めが点灯。R-ONを押すごとに、同じ負荷ブロック内をエンドレスで逆順で点灯消灯を繰り返します。
指定負荷回路ブロック内の全負荷回路を点灯させる。
1・負荷ブロックを選択
2・SHIFT+BL-ONで指定負荷ブロックが全点灯
3・SHIFT+BL-OFFで消灯
直点灯レベルの設定
- 点灯するレベルをテンキーで指定
- SHIFT+LEVELで決定
設定後は、スイッチを切っても点灯レベルが保持されます。球切れを防ぐためにも、80%~90%に設定しておくことをお勧めします。
使用上の注意
キー操作後、しばらく操作しないと電源が落ちる仕様になっています。反応がなかったら、一度電源を落として3秒くらい経ってからもう一度入れ直してください。
反応が遅くなってきたら、電池交換の時期です。
電池ボックスは細いリード線でつながっているため、下の画像のようにうっかりすると断線してしまうことがあります。電池ボックスの取り外しは、慎重に行ってください。
なお、リモコンボタンの配列は、変更可能です。以前いたホールでは負荷回路が非常に多かったので、わかりやすいように変えてもらいました。保守点検時にお願いしてみてください。