CUEをUP/DOWNフェーダーに呼び出す方法と、暗転CUEの呼び出しについてです。
アップダウンクロス部の説明
UP/DOWNクロス部の各操作説明です。
指定CUEを呼び出して再生する
メモリーデータ入力操作部で呼び出して再生
メモリ操作部で"GO TO CUE"を押し、テンキーで呼び出すCUE番号を入力し、ENTERを押せば実行CUEとして再生されます。NEX CUEには自動的に次CUEが呼び出されます。
NEXT CUEに再生するCUEを入力して再生
メモリーデータ入力操作部で"LOAD NEXT"を押し、テンキーで呼び出すCUE番号を入力、GOボタンもしくは"MAN"ボタンを押してUP/DOWNフェーダーで指定CUEを再生します。
NEXT CUEの+-ボタンで呼び出して再生
NEXT CUE欄の+もしくは-で再生するCUE番号を呼び出して、GOボタンもしくは"MAN"ボタンを押してUP/DOWNフェーダーで指定CUEを再生します。
再生しているCUEをOUTする
現在再生しているCUEの明かりを落としたいときは、暗転CUEを呼び出して消灯させます。"CUE 0"はデフォルトでメモリされている暗転CUEです。
再生しているCUEを早送りして次CUEを再生する
タイム再生しているときに、急遽次CUEに進行しなければならなくなったときは、エンコーダを右回しすることのよって早送りすることができます。また、左に回すとCUEのタイムを遅くすることができます。
UP/DOWNフェーダーの注意点
あるダンスイベントでUP/DOWNフェーダーを使っていて気付いたことです。
リハーサル前にCUEを打ち込み、リハーサルが始まってCUE1へUP/DOWNフェーダーを返したところ、キッカケで明かりが出ないということがありました。
原因は、UP/DOWNフェーダーのMANボタンが消灯していたことです。そんなことが何度かあり、後日検証をしてみました。
原因が判明
F153は、再生したシーン明かりを払うのに、メモリー操作キーのGO TO CUE →0 → ENTERで暗転になります。しかし、この操作をすると、MANボタンが消灯、タイム再生モードへと切り替わります。これを防ぐには、LOAD NEXT → 0 → UP/DOWNフェーダーを返して暗転という操作が必要になります。
操作前にMANモードになっていれば確認すればいいだけの話なのですが、さっきまでMANモードで使っていて切り替わっているなんて思わないわけで。
せめて、UP/DOWNフェーダーを返し切ったら、MANモードに切り替わってほしいものです。