みなさまはじめまして、あくびと申します。
Twitter、Youtubeで見ていただいている方もいらっしゃるかと思います。
まずは私の自己紹介と過去どのような業務を行ってきたのか書かせていただきます。
私はもともと某照明会社に勤めており、照明周りのシステム、卓周りのケアなどをメインに業務を行ってきました。
照明の歴は5年とまだまだですが、その5年で経験、学んできたことは非常に多くあります。
一般的に照明さんと言われると、本番周りだとピンや卓オペ、仕込みで言えば吊り込み、シュートなどが浮かぶかもしれませんが、私がやっていた事はもっと細かく、デリケートな部分でした。
具体的に言うと照明回線を卓からステージまで伝送するためのシステム、卓同士のバックアップシステム、ステージ側での信号の結線、それらをまとめて管理するためのシステムを構築、監視を行っていました。
また同時に現場でムービング灯体やLED灯体のケアも行っていたので、私の現場での動きは他の照明さんと異なる作業がほとんどでした。
このようなデジタル系、コンピューター系の現場ケアを行っていた為、社内ではライティングエンジニア、テクニシャンと呼ばれているセクションに在籍していました。
現場に行かない時は、社内倉庫でL8の作成、MA2及びMA3のケア、サポートをメインに業務を行っていました。
元々自分が見に行ったコンサートをPC内で再現したいという欲からMA3DやL8のデモ版(当時はLightConverse)を専門学生の頃から触っており、それを仕事にしたいという希望もありL8作成業務もさせていただいていました。
「あくび」としてちゃんと活動しはじめるきっかけになったのが、2020年にコロナ禍になり自宅から出られない時間が増えた時、MA3Dを使ってYouTubeへの動画投稿をはじめたことでした。
最初は自分が作った明かりを動画として残すためにアップしていたものが、いつのまにか多くの方の目に触れ、いつのまにかチャンネル登録が増え、YouTubeをみた企業から案件のお声が掛かるなど様々な変化がありました。
そしてこのMA3Dの動画がきっかけで、現在のバーチャル照明の世界に踏み入れることになりました。
元々MA2の使い方は社内レクチャーをするほどだったので、バーチャル照明に特化したデータ作りというのも全く苦ではありませんでした。
また動画は実際の楽曲に合わせて照明演出を付けていた為、演出レベルから任せていただく事も多く、とても自由に照明を取り入れることができていました。
そうしていまの「あくび」が段々と出来上がっていきました。
今ではありがたいことに、実際のイベントやライブのオペレートもさせていただいており、バーチャルに限らず様々な形で照明に携わらせていただいています。
今回は自分の経歴、今に至るまでの紹介をさせていただきました。
今後また記事を書かせていただく時は照明のシステム面や、バーチャルライブでの照明に関することを紹介させていただければと思います。