第2回 舞台照明家同士でZoomお話し会 (前編)

舞台照明家同士でZoomを使って話し合う、Zoomお話し会。今回は舞台照明家、岩城保氏による呼びかけで開催されました。

今回はトータルで2時間30分を超える長丁場になったので前編・中編・後編の3回に分けてお送りいたします。

Zoomお話し会の参加者

あいきみゆき @miyuki_apollo
Kaleidoscopic Lighting名義で小劇場から大ホールまで、芝居やダンス、ライブと幅広く手掛けている。機材レンタルも行っている。
伊藤馨 @xink21
『terrace』マネジメントディレクター・ワークショップコーディネーター舞台照明家・製作者・演出家。文化庁主催のワークショップ及び劇作家協会主催のリーディング事業、学校演劇教育プログラムの作成などを中心にワークショップコーディネーターとして幅広く活動している。
岩城保 @TamotsuIwaki
舞台照明家。日本照明家協会理事。元ICU照明委員会(87)。劇団青年団に専属照明家として長く在籍、2012年末に退団。2013年からはフリーで活動。
そらいろくらげ @kurage_suzuki
舞台照明家。会社員。劇場・ホール管理。
中佐 真梨香(空間企画) @4no5noiuna
舞台空間を利用した光と音のインスタレーション作品を制作する団体の代表。インスタレーションアーティスト/舞台照明デザイナー/オペレーター。フリーランスの舞台照明家として小劇場を中心に活躍している。
いけちー @IkeponKouji
神奈川県を中心に活動している、「劇団やぶさか」で照明を担当している。自前の機材を駆使して幅広く活動するアマチュア照明家。。
松本永 @MatsumotoEi
eimatsumoto Co.Ltd 代表。照明・空間デザイナー。演劇・ミュージカル・日本舞踊から、映画やアート作品の展示まで幅広く活動。
松本謙一郎 / Matsumoto Kenichiro @thinkhand
小劇場系セノグラファー(舞台美術プラン・装置製作)。舞台美術研究工房六尺堂。元王子劇場スタッフ。東京で20年ほど活動ののち、2014年より大阪在住。

ざっくり雑談からスタート

岩城:今日は誰がしゃべって誰が聞いているということは決めたくなかったので、それぞれしゃべりたい人がしゃべるという感じで進めたいと思います。

岩城:今回メンバーは9人なんですが、聞いている方だけの方もいらっしゃいます。伊藤馨さんはまだ仕事中なんですね。だからまだ参加できないですね。

松本永:なんか謙一郎さん久しぶりだなー。

岩城:あ、そこ知り合いなんだ。

松本(永):うん、ここはすごく知り合いなの。「松本さん」っていうと謙一郎さんで、僕は「永さん」になっちゃう。今、謙一郎さんは肩書は美術家ですか?

松本(謙):美術家ですけど、食い扶持の多くは大道具さんですね。どこ行っても松本は多いので、「まつけん」さんと呼ばれがちですね。

現在のそれぞれの状況

岩城:謙一郎さんは、舞台の仕事はどんな感じですか?

松本(謙):今、大阪京都の方は全くないですね。一部の大劇場は動き出してるみたいですけど。あと小劇場はちょっとだけ動き出してる感じ。展示とかイベントは全く動いていないですね。

岩城:じゃあ、首都圏も近畿の方も状況は変わらないということですね。

松本(謙):東京の人たちと話していると、空気感はこっちのほうがのんびりしているかなっていう感じ。東京の舞台関係者は、「もう何年かやばいんじゃないの」って思っている人もいたけど、こっちの人達はそろそろ再開できるラインを探ってるっていう雰囲気がありますね。

岩城:今はどういうどういう対策をすればいいか、対策をどこまでやったらいいかはっきりしない状態で、完璧に感染対策をやれば OK って言われても感染対策を完璧にやったら公演が成立しない状態ですよね。演劇の制作者や演出家はそう感じているようですね。

今回参加されている方々の中には、前回のZoomお話し会に参加された方も何人かいらっしゃいます。永さん、その後状況は変わりましたか?

松本(永):入っている仕事が変わったわけじゃないんですけど、秋に向けた動きがだいぶ活発になってきたような気がします。10月以降に向けて予算の相談とかスケジュールの確認の話がここ数日で急に動き出したような気がします。あとは、「結婚式場の照明室のベースプログラムを作るのを手伝って欲しいんだけど明日来れない?」と言われて今日行ってきたんだけど、いろんなことが今までペンディングになっていたことが、6月後半くらいから足りないものが見えてきて動き出してきている感じですね。

岩城:中佐さんはどうですか?

中佐:私は10月あたりの現場が動き出していて、やることになっています。あと、管理している劇場にも行き始めました。

劇場のガイドライン

岩城:そこの劇場はたしか小劇場協議会のガイドラインですよね。

中佐:ちょうど今、ガイドラインを作っている最中で、いろいろなところのガイドラインを参考にしながらどうしていくのか話し合っている状態ですね。

岩城:僕は今、日本劇場技術者連盟の会員でもあるんですけど、そこのZoom会議が2,3日前にありました。そこでは「ガイドラインに従えば施設を開けられるので、助かった」とは言っていますね。ほとんどの劇場が指定管理なんだけど、開館している期間が長いから契約金額を下げろという話が行政から来ているところが多いらしいんですね。指定管理者側としては契約なので下げられては困る。じゃあ、下げない代わりに毎日出勤しろと言われる。そんな感じになっているみたいですね。その会議の場でフリーランスは僕一人だったんですけど、正直言ってみんな気楽だなと感じました。こっちは収入が何も入ってこないのに、減額の規模が違うというか。

ここのところ感じているのは、このところ世の中が動き出してて飲食店もほぼ通常の営業時間になってきているので、実は一番最後まで影響が残るのはこの業界なのかもしれないと思って、かなり悲しい気持ちになりましたね。

松本(謙):この前、大阪市立芸術創造館に行ったときに話を聞いたんですけど、大阪の公立施設は市や区によってガイドラインが違うみたいです。その施設が属している行政の判断によって、どのガイドラインになるか変わっる。

芸術創造館は利用者側に寄り添ってくれるところなので、厳しすぎないガイドラインで通してくれてるみたいだけど、区を跨げば稽古場使うにしても全然ガイドラインが違う。ただ、何かのガイドラインには一応則っていると説明できるようにはしないといけないので、一番の落としどころを選んで(参照して)るって話をしていました。

岩城:その話すごくよく分かりますね。ガイドラインって実は法律でもなんでもないので、従う義務は本当はないんですよ。業界団体が「自分たちはこういう風に感染予防するので営業をします。」と言うためのものなので、誰がガイドラインを出してもいいわけですよ。施設でガイドラインを作って「うちはこういうガイドラインを作ったのでこれでやらせていただきます。」と言うこともできるし、ガイドラインを施設で出していなくても、「うちは都道府県のガイドラインに従っています」と言ってもいい。

国でも一つだけガイドラインを出していて、ライブハウスだけは国が出しているんです。ライブハウスは自分たちでガイドラインを出すのが遅れたため国に出されてしまったんですけど、そのガイドラインの内容が非常に厳しいため、ほぼ営業が不可能な状態に陥ったんです。そこで日本音楽会場協会の阿部健太郎(@abetokyo)さんがそのときにまだなかった東京都のガイドラインをこちらで作ると言って主導権を握ったんですよ。人と人との間を2mではなく50cmでいいというように、営業できる内容に変更しようとしているんですね。

すでに出来上がったガイドラインを改定させるのはかなりハードルが高いんだけど、すでにあるガイドラインを参考にしながら地域独特の要因や業界独特の要因を考え合わせて、現実的な部分を取り入れつつ中間のガイドラインを作ることを、舞台もできればいいなと思っています。

公文協(注:公益社団法人 全国公立文化施設協会)は比較的あいまいなガイドラインなんだけど、小劇場協議会のガイドラインって逆に厳しくなっているんですよね。そこをもう少しうまくできればいいんだけど。

公文協は公共施設メインなのでガイドラインを今から変えるのは大変なんだけど、小劇場協議会は民間ばかりなので改定するのはハードルが低いかもしれない。

中佐:そうだと思います。何か意見があったら小劇場協議会に加盟している劇場に伝えてもらえたら取り入ってもらえると思います。小劇場協議会も意見は求めていると個人的には感じますね。

岩城:なるほどね。

中佐:今ちょっと状況が変わってきているので、状況に合わせて更新していく感じになると思います。(注:ガイドライン改訂版が6月末に出ています)

岩城:たしか、ステップ2の段階に合わせていたよね。

中佐:そうです。なので、今度はステップ3に合わせた改訂版が出るはずです。

東京にアラートがなくなった

松本(永):東京はステップをやめちゃったんですよね。

中佐:アラートですよね。アラート、やめちゃったんですね。

松本(永):そう。今、段階で言ったらステップ0まで戻るくらいひどくなっているのに、何も言っていないからね。確か今日、なにか言うみたいなことを聞いたけどフォローしていないのでわからないけど。また新しい基準作るみたいなんだけど、今は前のステップの基準はあてにならない状態なんだよね。

岩城:専門家会議がなくなっちゃいましたもんね。

松本(永):あれには驚きましたよね。いつのまにかなくなっていて。だから科学的にやるつもりは毛頭なくて、全部が政治的にやるつもりって言うことを公言したと言ってもいいですよね。

岩城:もう、言うこと聞いていられないですよね。

松本(永):身を守るというのは、文字通りで自粛じゃなくて本当の意味で自衛しないとぐちゃぐちゃにされますよね。

大阪では大きな劇場が基準になっている

松本(謙):東京で小劇場協議会が立ち上がったっていうのは、傍から見て大きいなと思いましたね。あの面々の劇場が繋がるってことが想像できなかったので。

関西は表だった組織ではないんですが、京阪神劇場連絡会というものが存在しているんです。これは阪神大震災の後にできたんですけど、組織じゃないんですよね。公立劇場とか大きな劇場も入ってて、その劇場を代表した意見として決議が取れないので。たとえば市議会通さないと意見を代表できない問題があるので組織ではなくて寄合なんですよ。そこで情報をみんなでやり取りしている。

だから(だから情報共有はしつつも、統一したガイドラインを出すのではなく)オピニオンリーダーになるような劇場が出すガイドラインが目印になってるって感じですね。例えばインディペンデントシアターがいち早くガイドラインを出したので、それを参照している。あとは大手ですね。なんばグランド花月が再開して、宝塚が再開のスケジュールを出したっていうのが大阪としてはものすごく影響がでかいですね。公演中止になるときも、「なんばグランド花月が閉めて宝塚閉めるんやったら、もう無理やな」という風向きの変わり方は非常に大きかったですね。

岩城:そうですね。日本劇場技術者連盟の人たちも、「周りはどうしているんだろう」というように考えるみたいですね。それはしょうがないのかな。組織で動いているからね。

舞台スタッフも対象になる文化庁助成金

岩城:ちょっと前に予告したんだけど、助成金の解説を無謀にも僕がやってみようかっていう計画があって。

今日はその相談もしたかったと言うか。この会をやるって決めたのが確か一週間前ぐらい前で、その時点ではただの雑談だと思っていたんだけど、今までの間にちょっとすごい動きがあったんですね。日本照明家協会に動きがあったんですよ。

第2次補正予算で文科省の助成金を取ることを演劇の人たちがすごく頑張って働きかけていて、それが概ね通ったら文化予算が例年の1.5倍、+50%になったんですね。例年の本予算が1,000億円だったんだけど、プラス500億円に決まったんです。内容も決まっていて、その中にフリーランスの芸術家を支援する助成金があって、その中に技術スタッフが含まれているんです。

今日はその相談もしたかったと言うか。この会をやるって決めたのが確か一週間前ぐらい前で、その時点ではただの雑談だと思っていたんだけど、今までの間にちょっとすごい動きがあったんですね。日本照明家協会に動きがあったんですよ。

第2次補正予算で文科省の助成金を取ることを演劇の人たちがすごく頑張って働きかけていて、それが概ね通ったら文化予算が例年の1.5倍、+50%になったんですね。例年の本予算が1,000億円だったんだけど、プラス500億円に決まったんです。内容も決まっていて、その中にフリーランスの芸術家を支援する助成金があって、その中に技術スタッフが含まれているんです。

文化芸術活動の継続支援(文化芸術活動への緊急総合支援パッケージのうち【1】~【3】) 募集案内の骨子(令和2年6月23日)|文化庁

ただ、対象の条件に「個人については、プロの実演家、技術スタッフ等であることを求める。」とあるんですね。

今回は文化庁に助成金を申請して助成金をもらう形式なんだけど、問題は「プロである」ということをどうやって証明するのかってことですよね。

そこで、まだ未発表なんだけど、芸団協(日本芸能実演家団体協議会)がプロの技術スタッフであるということを業界団体が身元保証をすると言う方法を考えだしたんです。

芸団協は俳優協会、照明家協会、音響家協会などが集まっている団体なので、それぞれの専門家の認定作業をやってくれないかってことを言ったわけです。そこで、照明家に関しては照明家協会が「うちでやりましょう」って返事をしたので、照明家協会がフリーランスの認証をすることが決まったんです。それが上層部で決まって僕のところに降ってきたので、僕が担当者になりました。

だから僕としては、協会員であるかないかを問わず、この助成金をフリーランスの照明家に「こういう助成金がありますよ」「あなたももらえる可能性が十分にありますよ」ということを案内をして、そのやり方を説明をしてなるべく多くの人に助成金を取ってきてもらうというのが今の僕のミッションなんです。だから、助成金の解説をすることにしたんです。

松本(謙):照明家協会では活発に動く人が出てきているけど、美術家協会はあまり期待できる状況には見えないですね。というか、自分は舞台美術家協会と別流派なんで入っていないんですけど。これで統括団体とかって言われたら、そういう人たちはどうしたらいいのかなっていうことなるんですよ。東京でもかなりの規模の現場こなしてるのに、舞台美術家協会に所属していない人もいるし。関西も所属している人は一部だったりするので、これなんか大阪舞台芸術協会とかでもいけるのかなーとかと思って見てたとこでした 。

岩城:文化庁の骨子では、「統括団体からの事前確認証 又は 事業収入証明書+活動歴」となっているので、事業収入証明書+活動歴を出すことでも大丈夫とは言っています。でもそれが適切かどうかを文化庁では判断できないので、できれば事前確認書を出して欲しいと文化庁側は思ってるわけですね。だから、例えば舞台美術家協会が衣装さんを認定するとかしてもいいと思う。だから、お互い助け合いましょうっていうようなことですね。個人が助成金を申請するときに、そういった団体を気軽に利用できる状態に整えていきたいなと思っています。

照明家協会の中で正式な委員会にはならなかったので発表はされないんですが、協会内に「コロナ支援対策室」というものが立ち上がって、僕を含めた4人が所属しています。だから、この助成金の事をちゃんと理解してフリーランスに説明をするというのをやらなきゃいけないなって使命感に燃えているところなんです。どうですか?助成金。

中佐:あれに応募しましたよ。舞台芸術を未来に繋ぐ基金。クラウドファンディングでお金を募って、その集まったお金を助成金としてフリーランスの俳優とかスタッフに出す助成金があったんですよ。

岩城:あ、それ俺知らないかも。まだ募集しているの?

中佐:もう募集終わっちゃって、受かった人の発表が7月3日とか言われています。

岩城:助成金というのが、あいちトリエンナーレを思い出してもらえればわかるんだけど、あのときに芸術に対して助成金で助成するということに反発が出たでしょ。それを「間違ってますよ」って言うのは簡単なんだけど、それを本当の意味でそれを納得してもらえるにはどうしたらいいんだろうというのを考えているのね。

舞台スタッフのような業種ってのは、自分たちであんまりクリエイティブのことそのものを主催するってことをあまりやっていないので、助成金を取って来るって言うことの意味とかをちゃんとは理解してない人が多いように思っているから、そこを説明できなきゃいけないし理解も深めていかなきゃいけないと思ってんだけどね。インスタレーションでさえ本来は助成金なんか貰わずにチケット収入で完全にペイするのが本来の形だって言ってる人を見ますね。特に若い人なんかが。何かご意見あります?

松本(永):形についてはみんなが支えて全体で生み出していくということについては、特にこういう場合は国や地方公共団体とかが支えることがあってもいい、できれば然るべしと思うような環境になってほしいと僕は思ってますけどね。なんか今は大変なことになった時だけ自分で何とかしろっていうような状況だし。普段から自分がやっていることがみんなにどういう影響を与えていて、みんなからもどう支えられてやれているかって認識するいい機会ではあるというか、するしかないかなって思う。

芸術作品だって公共性がある

松本(永):ちょっと話は若干ずれるんですけども。今、良く一緒に仕事をしている照明デザイナーの女性がいるんですけど、青色申告のやり方すら知らず持続化給付金をもらえることも知らない人に、申告のやり方から書類の書き方まですべて指導したりしてました。これからナーの女性がいるんですけど、青色申告のやり方すら知らず持続化給付金をもらえることも知らない人に、申告のやり方から書類の書き方まですべて指導したりしてました。これからもやるから困っている人がいたら教えてって言われています。

みんな成り行きで生きてきちゃったんですよね。自分がどういう繋がりで税金を払って、どうやって経済的に生きているかってことについてあまりにもみんな認識がないよね。なんにも知らないんだってびっくりしていました。

岩城:そうですね。公共性というのが一つのポイントかと思いますね。例えば、来た人が支払う料金だけでペイするのが本当だっていうことを、例えば病院が言い出したらどうなるか。患者が支払っているお金だけで病院の経営が成り立つかっていうこと、あるいはそういう考え方をしていいのかっていうことね。そういうことにはなりませんよね、病院だったら。僕たちは一年に一回も病院に行かなくても健康保険を支払っていますよね。そういうお金が病院の経営などに使われるわけだから、直接的に自分は恩恵を受けなくても、全体として誰かがそれで助けられているって言うことでやっているわけでしょ。だから公共性の高いものほど使う人だけではなく広く負担をしてもらうということなんですよね。

例えば道路の場合、使うのはタダですよね。有料道路もあるけど、誰でも歩いていいし、車で走ってもいいし、くらげさんがカブで走ってもいいし。それでいちいち料金を取られるわけでもない、じゃあ、道路を作っている人たちはどうやってギャラを貰っているかというと、税金からもらっているわけです。公共性の高いものは行政とか国が買いますということですよね。助成金というのはその延長線上にあるわけです。だから、芸術の公共性がどれだけ高いかということだと思う。

だから、芸術作品というのは生きるために必要としている人が一部にはいて公共性があるから、国が芸術作品を買って安く国民に提供しますという考え方だと思いますね。だから、チケット代だけでペイするのが本当だというのは、公共性を否定するってことになっちゃうんだよね。自分がやっていることが公共性が高いものだと思えば思うほど、助成金をもらうべきだと思うし、行政が補償してと主張してもいいと思うんですよね。

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今回はここまで。照明家たちのお話はまだまだ続きます。次回は、芸術の公共性と助成金の話の続きです。

第2回 舞台照明家同士でZoomお話し会(後編)

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