同日開催のライブ・エンターテイメントEXPOとProlight&Console2018に同日潜入

幕張メッセで毎年開催されているライブ・エンターテイメントEXPOと東京ビッグサイトで開催されている3年ぶり2回目開催となるProlight&Console2018が、今年は同日開催となりました。いずれも2018年2月21日〜23日までの3日間の開催です。

ということで、今年はどちらも同じ日に潜入することにしました。

ライブ・エンターテイメントEXPO

ライブ・エンターテイメントEXPOコンサート、フェス、ミュージカル、演劇、スポーツ興行、各種ショーなどの開催に関するものがすべて揃った展示会です。毎回微妙に名前を変えながら開催されており、今年で5回目の開催となります。

入場には、招待券が必要となりなければ5,000円の入場料金が掛かります。また基本的に商談なので名刺が必要です。そのどちらも今回くらげは忘れてきてしまったわけですが、招待券はライブ・エンターテイメントEXPOのサイトで必要事項を記入すればメールで送信されるので心配はありません。名刺を忘れた場合は、必要事項を記入する紙を渡されますので、業種や連絡先などを記入して入場パスに挟みます。ただ、資料やノベルティは名刺交換した上で手に入りますので、名刺がないと情報収集に難があります。情報収集のために来たのに。

それではさっそく潜入いたします。

AVC

まずは映像センター。今年は前にも増して大掛かりなセットを仕込んでいます。ちょうど映像とライティングショーが開催されていて、上からムービングライトの吊られた円形トラスが上下し、さらには手前に吊られているLEDパネルが昇降していました。
映像の美しさには毎年見ているせいかすでに麻痺していて驚くこともなかったので、あとはこういった見せ方なのかなと感じました。

CREATIVE SPACE INC.

上から雨が降っています。主役は雨に濡れても大丈夫な防水タイプの照明機材です。

こちらは、上下する銀の玉。ショーやショーウインドウなどで使われそうです。

数台のLED PARで当てています。

イベント総合EXPO

会場内では「第5回 イベント総合 EXPO」「第1回 スポーツビジネス産業展」「第1回 地方創生 EXPO」も同時開催されています。ここでは、イベント総合EXPOで気になったものを紹介していきます。

ダイヤテックス

ダイヤテックスは梱包資材や農業資材、粘着テープを製造・販売しているメーカーです。今回、仮設コード固定用テープという新商品を引っさげての出展です。

このテープは幅の広い養生テープですが、中央部にノ粘着剤が付いていないためコードの養生に直接使用してもコードに粘着剤が残りません。ちょっと安い養生テープだと粘着剤がコードに残ってベタベタになるのでこれはありがたいですね。


画像引用:ダイヤテックス株式会社|商品情報

名刺交換で試供品をいただけます。名刺を忘れたくらげは、泣き落としでいただきました。いえ違います。ご厚意でいただくことができました。
また、つや消しの養生テープ、「影武者」というテープも展示しています。光の反射を抑えるので目立ちにく仕様になっています。こちらは、ドイトやジョイフル本田などで取り扱っているそうです。白と黒があります。

名刺を交換していないにも関わらず試供品をいただいたので、お礼に改めてここでもう一度宣伝をさせていただきます。
養生テープはダイヤテックスです。ダイヤテックスをよろしくお願いいたします。

サイトはこちらです。
ダイヤテックス株式会社

その他の展示

恐竜がいました。

ここにも恐竜。

こちらにも。

恐竜ブームでも来ているのでしょうか。写真に撮っていないものも含めるとけっこうあったように記憶しています。

こちら、スケートしていますけど氷は張っていません。プラスチックのような素材が使われている寒くないスケートリンクです。

ただ、やっぱりスケートの刃で削られるのでこういった白い削りカスがいっぱい出るようです。

ヤギもいます。

モルモットもいます。

ひよこもいます。

こちらは、東武動物公園の展示です。あまりにかわいくてずっとここにへばりついていました。今回の展示で一番興味を惹いて一番印象に残ったのは、東武動物公園でした。動物には勝てません。

Prolight&Console 2018

幕張メッセをあとにし、京葉線の新木場駅でりんかい線に乗り換えて国際展示場駅で降り、続いて東京ビッグサイトに向かいます。

ちょうどこの日は国際ホテル・レストランショーとフード・ケータリングショーが盛大に開催されていてほぼ人の流れはそちらに向かっていて不安になりましたが、Prolight&Console 2018も東8ホールで盛大に開催されています。

東京舞台照明

言わずとも知れた大手舞台照明会社です。防水タイプのムービングライトに水をぶっかけながらのライティングショーが繰り広げられています。

剣プロダクションサービス

こちらはうっかり機材名をチェックするのを忘れましたが、ETC社のソースフォーの形をしているLEDムービングライトです。
追記:コメントでこの機材はCity Theatrical社のAutoYokeという情報をいただきました。ありがとうございます。

同じく、ETC社のコンソール、ION Xe

ION Ti

ColorSource CYC(カラーソース・サイク)というホリゾント専用のLEDフラットライトです。だいぶLEDホリゾントライトもかなりカラーチェンジがシームレスになりましたね。

ウシオライティング

今回の目玉は、新型ピン3機種です。

こちらは、3kWピン。

そしてこちらが4kWピン。こちらの展示には多くの人が寄ってたかって見ていました。


やっぱり4kWともなると大きいですね。実際にちょっと触ってみましたが、身体のちっちゃなくらげには馴染むまでに難しそうに感じました。ま実際に仕事となるとそうも言っていられないですが。

明るさはこんな感じ。左が3kWで右が4kW。めちゃくちゃ明るくて、ドーム公演でも問題なさそうですね。

他にLEDの500Wピンがありましたが、特筆することもなかったので画像はありません。

また、ウシオライティングでもライティングショーが1時間おきに繰り広げられます。

その他

ROBEもライティングショーやってます。

伊東洋行はこのピントの合っていないLEEのロゴが一番気になりました。

こちらはタマテックラボ。今回リリースされたばかりのGrand MA3のセミナーを開催しています。

ヒビノライティングでは、LEDピンを展示しています。こちらはLEDピン。Inter BEE2017でも展示されていた製品です。アイリスが閉まりかけのときに三日月にならずきれいに円のまま閉まります。

ダウザーがフェーダーになっています。

こちらはAVOLIGHTのTiger Touch ⅡをAVOは最近行く現場でよく使われているので覚えたいと思っています。

こちらはVARI LITE。特にコメントなし。

締めくくり

以上、現場からのレポートでした。

技術的にはLED技術に関して日進月歩で進んでおり毎年どんどん進化していますが、大きくは変わっていません。それ以上に毎年こういった展示会を見ていると、くらげ自身の仕事への関わり方によって興味を惹くところ、見るところや感じるところが変わっていっていることを感じました。

次回はどのように感じて見るのかが楽しみです。

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