舞台の現場仕事をするときは、外に食べに行ったり買いに行く時間がないこともあって昼ご飯と夜ご飯はほぼ主催者が用意してくれたお弁当をいただくことになります。
お弁当は、お弁当屋さん仕出し弁当やほっともっとなどのお手軽なお弁当だったりコンビニだったりといろいろありますが、どんな演目の主催団体でも用意していただくお弁当の中身はご飯大盛りでお肉や揚げ物などのガッツリ系が多い印象を受けます。
やっぱり、スタッフさんにはガッツリ系のほうが喜ばれるという印象が強いのでしょうか。
果たして、ほかのスタッフさんはガッツリ系でも問題なくいけるのか、それともくらげみたいに繊細な胃袋の持ち主なのか。
ということで、Twitterでアンケートを取ってみました。
アンケート結果
選択項目は「揚げ物系」「肉系」「魚系」「その他」の4種類。集計期間は3日間です。
そして、145人の方にご投票いただき、結果はこのようになりました。
圧倒的に肉系ですね。続いて、揚げ物系と魚系が多いという結果になりました。くらげより胃袋が丈夫な方々が多いようです。
その他について
その他については、リプライでご回答いただいていますので、ご紹介します。
とりあえず、骨のある魚以外ならなんでも!
忙しい時は親子丼がベストかな。— ライジングクルー合同会社 (@risingcrew) 2018年1月8日
適度にバランスよく幕の内。
本番中胃にきちゃう。。— えさ (@hiro_esaki) 2018年1月7日
いくつか種類があって選べる
そして温かい汁物付き— 米野直樹 (@nyoneno) 2018年1月5日
時間がない時は丼もの
安い冷えた弁当でも構わないので、温かい汁物(カップみそ汁など)があるだけで狂喜乱舞— しましま(下田雅博) (@shimashima0703) 2018年1月8日
という以上のご回答をいただきました。
その日のうちに仕込み本番バラシという時間のないときは、お昼ごはんを食べる時間がないまま開場時間を迎えるということもザラにあります。そういうときに、時間が経って冷えてしまった揚げ物弁当をいただくというのはかなりキツイです。そういう状況も見て内容を考えていただけるとありがたいですね。
それと、お二人の方が述べていらっしゃいますがカップの味噌汁でいいのでせめて温かい汁物があると、心も身体も温まります。
締めくくり
くらげたち舞台スタッフは、現場に入ったらそこでいただくご飯が1日のエネルギー源であり楽しみにもなります。食事の時間は、ただ空腹を満たすだけでなく、つかの間のほっと一息付ける大事な休息時間です。
スタッフの中にはガッツリ系の大好きな男性だけでなく、揚げ物を受け付けなくなった中高年スタッフや大盛りガッツリじゃなくていい女性スタッフも大勢います。さらに夜や2日目以降となると、身体も内蔵も疲れが溜まってしまって揚げ物も肉も胃が受け付けなくなります。
さらに、プランナーやチーフは公演期間中はずっと神経をすり減らしているので、揚げ物などこってりしたものを消化する体力も残っていません。
なので、せめて疲れた身体を労るメニューも考えていただけたら、もっともっとがんばれます。温かい汁物を付けていただけると、たいそう喜びます。
スタッフさんだったら大盛り肉系揚げ物系を毎回与えておけばいいよねという習慣を一度見直すためにも、主催団体のみなさんにはもう一度スタッフ弁当というものを考えるきっかけになればさいわいです。